某MLM会社のリーダークラスが上層部に?!
設立は2021年11月、間もなく1周年を迎える新会社WOLFE (ウォルフ)です。
今回はこのWOLFEという会社について見ていくことにします。
この会社について調べてみてまず初めに気になったのが、「会員数は3万人だけ」というところです。
また、とあるネットワークビジネスのトップ層が、上層部で運営に関わっているのではないかというまことしやかなお話も。。。
実は過去にも、敢えて初めから募集人数を設定してネットワークビジネスの勧誘を行う、
いわゆる「打ち切りビジネス型」のネットワークビジネス会社はいくつか存在していました。
「していました」と過去形にした意味は。。。
一体どういうことなのでしょうか??
WOLFEという会社について、掘り下げていきたいと思います。
WOLFEの会社概要
名称:株式会社WOLFE
本社住所:熊本県熊本市東区月出1丁目8-11 311
電話番号:096-213-2202
代表者:千葉 卓弥
メールアドレス:info@wolfe.com
受付可能時間:10時から17時
販売URL:https://wolfe.co.jp
引用元:WOLFE公式サイト
WOLFEの製品
Ganoderma
日本最高レベルの超高級鹿角霊芝を主成分とする
免疫向上に特化したサプリメント
価格がまだ表示されていません。
表示されましたら記載します。
C-quanta
テラヘルツ人工鉱石
「あなたの細胞を強制的に共鳴させる」
免疫向上に役立つとされるテラヘルツ波が塗布された、身体に貼るパッチのようです。
こちらの製品についても価格がまだ表示されていません。
表示されましたら記載します。
WOLFEに登録するには
WOLFEでネットワークビジネスをしていくには、以下の費用がかかります。
入会時研修費:99,000円
定期購入費:16,500円
入会時研修費として99,000円、入会時に定期購入もスタートとなるため
定期購入費用として16,500円、
つまり、入会時には115,500円が必要となるようです。
この記事を最初に書いた2年前に比べ、今は随分と登録費用が高額になっています。
私個人としては、登録費用や毎年の更新料を支払うこと、それ自体に疑問を持っているので、
今後どのように組織拡大がなされていくのか、注目していきたいところです。
WOLFEの報酬プラン
紹介は3人だけ、むしろ3人までしかできません。ということを謳っています。
◯人しか紹介できない
これってどこかで聞き覚えのあるワードではありませんか??
そうです。
紹介は2人だけ、というあのバイナリーとそっくりですね。
バイナリーって何?という方はこちらをどうぞ。
では、たくさん紹介できる人の場合はどうするのか。
振り落とし。スピルオーバーを推奨しています。
そして、冒頭部分でも書きましたが、会員数は3万人限定とのことです。
30,001人目の人は、泣いても喚いてもWOLFEの会員にはなることができない、ということになります。
それから、これもあまり聞いたことがないのですが、会員の毎月のコミッションの上限が100万円まで、と決められています。
会員の中で、それ以上売り上げを叩き出す人が出てきたとしたら、100万円以上の余剰分のコミッションは、一体どこへ行ってしまうのでしょうか??
WOLFE独自の報酬システム
さらに、めでたくWOLFEのビジネスに紹介を出すことができると、当然コミッションが支払われますが、
現金であらかじめ登録した口座にコミッション振込!!
とはなりません。
デフォルトでは、WOLFE独自のポイント制で、バックオフィスと呼ばれるところに、コミッションが数値化して表示されるようです。
もちろん、「申請すれば」現金化して口座に振り込んでもらうことはできます。
しかしながら、振り込んでもらえるのは会員がコミッションの振込申請をすれば、という条件付きです。
代表の方は、「今までのMLMにはなかった独自のプラン」とおっしゃってましたが。。。
裏を返せば、振込申請を忘れたら現金ではコミッションを受け取れない、ということになってしまうのではないでしょうか。
え〜???と思うのは私だけかな?
💡3万人の会員の中には、すでに飲食店、エステなどのビジネスを持っている方が集ってくる。
💡WOLFEでは、会員が営んでいるビジネスについてもしっかりと宣伝し、また、M&Aで様々な会社を子会社化することにより、会員同士が格安で利用しあうことができる。
💡その利用料について、バックオフィスに蓄積されている報酬(ポイント)で支払うことができる仕組みを構築している。
💡さらに、3万人の会員が集まったら一般会員を募集し、それぞれの子会社のサービスを利用する一般会員の売り上げについても3万人の会員に分配される。
💡最終的に、3万人で作り上げる経済圏が完成する。
大まかにいうと、上記のようなビジョンに向かって、3万人の会員獲得を目指して活動を展開している、ということです。
WOLFEとは、会員3万人だけが格安で様々なサービスや報酬を享受できるユートピアとなるのでしょうか。
WOLFEの会員が3万人になった時、さらにその後の動向から目が離せませんね。
WOLFEについてまとめ
このような謳い文句で会員を募っていく。
これはいわゆるビジョン系と呼ばれる、ネットワークビジネス業界でみられる系統のようなものです。
そしてまた、ビジョン系のネットワークビジネス会社でよく使われる手法として、
「打ち切りビジネス」と呼ばれる系統に分類されることになります。
ビジョン系で打ち切り型ビジネス。
過去に何社か存在していましたが、社名が変わったり行政から指導が入ったりして、
もとの会社として、そして会社自体も長く存続していくことはなかなか難しいようです。
さらに問題なのは、会員を集めて、要するに資金集めだけして、その後会社と連絡が取れなくなった。。。
という事例も過去にはあったように思います。
もちろん、WOLFEはそんなことはないと思いますけれども、この部分は注視していく必要がありそうです。